お子さんが正しく鉛筆を持てないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
私の子どもも正しい鉛筆の持ち方ができず、さまざまな鉛筆の持ち方矯正グッズを試したり、きちんと持つよう声掛けをしてきました。
この記事では100均で鉛筆の持ち方矯正グッズを取り扱っているか、実際に100均で探してみた結果について解説。
100均以外で購入できる鉛筆の持ち方矯正グッズも紹介します。
我が家で活用した矯正グッズや、効果的な矯正のポイントについてもまとめました。
ぜひこの記事を参考に、鉛筆の持ち方矯正グッズを試してくださいね。
鉛筆の持ち方矯正グッズは100均で購入できる?
鉛筆の持ち方を矯正するグッズ「プニュグリップ」が100均で購入できると知り、私の住居近くのダイソーやセリアで探してみましたが、2024年3月現在、残念ながら販売していませんでした。
クツワ
「プニュグリップ」は文具メーカーであるクツワで取り扱っている商品で、100均以外ではネットでも購入可能です。
鉛筆に装着して使用する矯正グッズで、正しい指の位置にくぼみがついており、持ちやすくなっています。
名前の通り、柔らかく手にフィットする形状で、滑りにくく文字が書きやすい仕様です。右手用と左手用があり、利き手に応じて選べます。
こちらの記事では、100均で購入できる絵本の保護シール、乳歯ケース、おにぎりメーカーについて紹介しています。ぜひ参考にしてください。
100均以外の鉛筆の持ち方矯正グッズのおすすめは?
鉛筆の持ち方矯正グッズは100均以外に通販でも取り扱いがあります。
矯正グッズは大きく分けて、鉛筆自体がお子さん向けの形状になっているタイプと、鉛筆に装着して持ちやすくさせるタイプの2種類です。
お子さんにおすすめの鉛筆と矯正グッズを詳しく紹介します。
鉛筆
くもん
くもん出版
くもんのこどもえんぴつシリーズは、1980年に販売が開始されたロングセラーの子ども用鉛筆です。
書くことに興味を持ち始めた幼児向けから、書くことに慣れてきた小学生向けまで幅広いラインアップ。私の子どもも幼稚園入園前から長年愛用してきました。
三角形の太軸でお子さんでも持ちやすく、芯の硬さは6Bから2Bまであり柔らかな書き心地が魅力です。
筆圧の弱いお子さんでも安心して使えます!
芯の硬さ | 対象年齢 |
6B | 2歳から4歳 |
4B | 3歳から5歳 |
2B | 4歳から6歳 |
くもんこどもえんぴつは市販の鉛筆と比べて軸が太いので、専用の鉛筆削り器が必要です。
トンボ
【おけいこえんぴつセット6B】
トンボ
トンボのおけいこえんぴつセットは鉛筆を初めて使うお子さんにおすすめのセット。
太めの三角軸で持ちやすく、芯の硬さは6Bでやわらかく書き心地もスムーズです。
右手用と左手用は兼用で、削り器がセットになっているので、購入したらすぐに使えます。
【もちかたえんぴつ】
トンボ
小学生向けのもちかたえんぴつは三角軸と六角軸の2種類から選べて、右手用と左手用兼用で使えます。
軸に書いてある「なみライン」に指を合わせると自然に正しく鉛筆が持てる仕組みです。
スタビロ
スタビロ
ドイツの筆記用具メーカーであるスタビロでも子ども用の鉛筆を取り扱っており、私の小学校3年生の子どもも実際に使っていました。
太い三角軸で子どもでも持ちやすく、軸に彫られたくぼみに指がしっかりフィットして自然に正しい形で鉛筆を持てます。
右手・左手用両方あり、学校でも使いやすいデザインです。
私の子どもはこの鉛筆と矯正グッズの併用で、鉛筆がきれいに持てるようになりました!
子どもが持ちやすく書きやすいと言っています♪
スターターセットは消しゴムと専用の削り器付き、鉛筆単体は右手用と左手用があり、利き手に合わせて選べます。
矯正グッズ
くもん
【こどもえんぴつもちかたサポーター】
くもん
くもんのこどもえんぴつ専用のサポーターは、鉛筆に装着することで自然に正しい持ち方になります。
私の子どもも幼稚園入園前から使い始めて、数年継続して使っていました。親が指摘しなくてもきれいな持ち方になるので、鉛筆を初めて持つお子さんにおすすめのアイテムです。
指を置く場所がわかりやすく、自然にきれいに持てるようになりました。
鉛筆の正しい持ち方が身について、今ではサポーターなしできれいに持てるようになりました。
【通常のえんぴつ用もちかたサポーター】
くもん
くもんでは、専用のこどもえんぴつ用サポーターだけでなく、通常のえんぴつにも使えるサポーターを取り扱っています。
コンパクトな形状で筆箱にも入れやすく、学校でも気軽に使えるのが魅力。鉛筆の持ち方を矯正したい小学生のお子さんにもおすすめしたいサポーターです。
くもんのこどもえんぴつには対応していませんので注意してください。
トンボ
トンボ
私の子どもは、くもんのこどもえんぴつを使っていたころは正しく鉛筆を持てていました。ですが小学校入学以降、いつの間にか自己流の持ち方になってしまいました。
いろいろ試行錯誤してたどり着いたのがトンボの「もちかたくん」シリーズです。
鉛筆に装着して正しい指の位置をおぼえる「もちかたくん」と、鉛筆を正しい角度で持つための「ユビックス」の2つがセットになっています。
我が家ではおもにユビックスを使っていたのですが、冬休み期間に使用して、2週間ほどで正しい持ち方になりました。
右手用と左手用があるので、利き手に応じて選べます。
はなまるくん
はなまるくん
教育機関でも取り扱いのある矯正グッズで、多くの高評価を得ています。
複数の間違った持ち方に対応しており、根気強く継続して使うことで、正しい持ち方を身につけられます。
右手用と左手用があり利き手に応じて選べるほか、コンパクトな形状で普段から筆箱に入れておけるのも魅力です。
鉛筆の持ち方を矯正するのは小学生でも遅くない!
小学生でも鉛筆を正しく持てないお子さんは意外に多いのではないでしょうか。
私の子どもは幼稚園の頃には正しく鉛筆を持てていましたが、小学校に入学してから自己流の持ち方になってしまいました。
はなまるくん
私の子どもの持ち方は上図のケース01とケース03の混合型でした。
家で宿題をしているときに正しく持つよう注意していましたが、そのときは正しい持ち方に直ってもまた自己流の持ち方に戻ってしまいます。
何度も注意するのは親子ともに疲れてしまい、いろいろな鉛筆や矯正グッズを試していました。
スタビロの「かきかた鉛筆」で指を固定して、トンボの「ユビックス」で正しい鉛筆の位置を固定するイメージです。
我が家では下記のポイント2つを意識して実践しました。
- 鉛筆の持ち方矯正は子どもに目をかけやすい長期休みがおすすめ
- 使い始めは「持ちにくい」「書きにくい」と言われるが、根気強く声掛けをする
我が家では親が見守りやすい冬休み期間中に矯正グッズを使い続けたところ、2週間ほどで正しく持てるようになりました。
使い始めは「使いにくい」と言っていましたが、「ゆっくりでいいから書いてみよう」と声掛けを継続するよう意識しました。
鉛筆の持ち方矯正グッズを活用して正しく持とう
2024年3月現在、鉛筆の持ち方矯正グッズは100均で販売していませんでしたが、文具メーカーで取り扱っている鉛筆やグッズが通販で購入できます。
鉛筆を初めて使う幼児向けから小学生向けまで幅広く展開しており、お子さんに合ったものが見つかります。
我が家でも試行錯誤して合うものを見つけ、継続使用したところ正しく持てるようになりました。
正しく鉛筆を持つことで、文字を正しくきれいに書けるだけでなく、目や手が疲れるのも防ぎます。
お子さんが鉛筆を正しく持てるよう、この記事で紹介したグッズを活用してくださいね。