お子さんがお気に入りの絵本は何度も読むうちに、折れたり破れたりすることが多いのではないでしょうか。
我が家でも仕掛け絵本や子どもが大好きなジャンルの絵本は、破れたり角がつぶれたりしていました。
ですが、すぐに補修したいからといって、セロハンテープを使うのは本の劣化につながってしまいます。
この記事では、100均で購入できる絵本専用の保護シールやカバーフィルムについて紹介します。
なかなか買い物に行けない方向けに、100均だけでなく、通販で手軽に購入できる保護シールやカバーフィルムも紹介。
保護シールやカバーフィルムを貼れば、折れや破れだけでなく紫外線からも絵本を守れます。
ぜひ100均や通販で保護シールやカバーフィルムを購入して、お子さんとの思い出が詰まった大切な絵本を守りましょう。
絵本の保護シールは100均や通販で購入できる
100均や通販で手軽に購入できるおすすめの保護シールをピックアップしました。
絵本の補修にメンディングテープが適している理由についても紹介しています。ぜひ参考にしてください。
100均で購入できる保護シール
ダイソー
ダイソー
ダイソーではスリーエムの「スコッチ メンディングテープ」を販売しています。
テープが変質・変色しにくく、長期の使用に耐えられるのが特徴です。
白い丸の部分が補修した箇所です。つや消し加工が施されており、光を反射しないので紙に貼っても目立たず、本や書類の補修に適しています。
破れた箇所が目立たず、自然に見えています。
セリア
我が家の近くにあるセリアでは、スリーエムのメンディングテープだけでなく、セリアオリジナルのメンディングテープも販売していました。
商品パッケージには「敗れた書類の修繕に」と明記されており、絵本の補修にも活用できます。
実際に破れた箇所を補修してみたけれど、下地の色となじんで目立たないね!
こちらの記事では、100均で取り扱っている鉛筆の持ち方矯正グッズについて紹介しています。
通販で購入できる保護シール
ダイソーで販売されている「スコッチ メンディングテープ」は、通販でも購入できます。
破れた部分が小さい場合は、メンディングテープでも十分補修できますね。
破れた箇所が大きい場合やもっと強力に補修したい場合は、専用の絵本補修テープが適しています。
アーランドの補修テープは粘着力が強く、しっかりと補強したい方におすすめの透明テープです。しかけ絵本の補修にも役立ちますよ。
透明性が高く、貼った部分が目立ちません。
背表紙の補修にも使えます。
デビカの補修テープは日本全国の公共図書館でも採用されており、本の色焼けを防ぐUVカット仕様です。
方眼の台紙付きでまっすぐ切ったり貼ったりできて便利です。
仕上がりもきれいで買ってよかったです。
メンディングテープがおすすめの理由とは
絵本の補修にセロハンテープを使った経験がある方は多いのではないでしょうか。
私もとりあえず補修できればいいと思い、セロハンテープを貼って直した経験があります。
絵本に限らず、セロハンテープで貼った箇所は年数が経過すると劣化してしまい、黄ばんだりボロボロになったりしてしまいます。
しかも貼った跡が変色してしまうため、絵本の補修には向いていません。
メンディングテープが絵本の補修に適している理由がこちらです。
- セロハンテープと違い、品質が劣化しにくい
- マット加工されているため、貼っても目立ちにくい
- 貼り間違えても微調整できる(貼り直せる)
「メンディング」には「補修」という意味があり、セロハンテープと違ってメンディングテープは補修に適したテープといえるのです。
数年前にしかけ絵本をメンディングテープで補修しましたが、現在も貼った当時のまま、きれいな状態を保っています。
ブックコートフィルムはダイソーにあるのか調べてみた
ブックコートフィルムは本の保護に使われる大判サイズの透明フィルムです。絵本だけでなく図鑑などの大きめの本にも使えます。
ダイソーネットストアや自宅近くのダイソー店舗でブックコートフィルムを探してみましたが、2024年4月現在、残念ながら取り扱いがありませんでした。
代わりになる商品として、「手貼りラミネートフィルム」を購入してみたので、こちらを使って本をカバーしてみました。
ダイソー
試しに文庫本のカバーとして使ってみた結果がこちらです。
画像で見てもわかるとおり、一見すると表も中もきれいにカバーできています。
ラミネートフィルムを貼ったあと、本の天地に残ったフィルムをカットしてできあがりです(下図の赤丸の箇所)。
実際にできあがってみてわかったのですが、ラミネートが硬いため、カットした部分で手を傷つけてしまう恐れがあります!
大人が使用する分には問題なさそうですが、お子さんが手にする絵本のカバーとしてラミネートフィルムは使えませんでした(残念)。
やはり専用のブックコートフィルムを購入したほうがよさそうですね。
ブックコートフィルムのおすすめと貼り方を紹介
ブックコートフィルムは通販で手軽に購入でき、サイズも本の大きさに合わせて、さまざまな種類から選べます。
絵本の保護におすすめのフィルムサイズは35、38、40cmサイズ。絵本のほかに雑誌の保護にも使えます。
10m巻や25m巻などが販売されていますが、初心者の方や、まずは少量から試したい方は5m巻を購入するのがおすすめです。
フィルムを貼る際に使う定規や、フィルムの糊がつきにくいハサミがセットになったものも販売されています。
ブックコートフィルムを購入したら、さっそく絵本に貼ってみよう!
ブックコートフィルムを販売している「サイフクオンライン」では、ブックコートフィルムのきれいな貼り方を紹介しています。
ブックコートフィルムは全面に糊が付いているので、
きれいに貼るのにちょっとコツが必要です。「本にフィルムをうまく貼れない…」
「大きなものに貼ろうとすると」
「シワになってしまう…」そんなお悩み中の方は是非ご覧ください。
サイフクオンライン
説明をよく見て読んで、貼り方をマスターしましょう!
サイフクオンライン
図解だけでなく、動画でも解説していますので初めての方でもわかりやすいのではないでしょうか。
私も図解を参考にチャレンジしましたが、とてもきれいにコーティングできました!
絵本の補修には100均の保護シールを活用しよう
100均のダイソーやセリアでは、絵本の破れを補修できる保護シールを販売しています。
一般的なセロハンテープと違い、絵本の保護に使えるメンディングテープは目立たず、劣化しにくいのでおすすめです。
絵本全体を守ってくれるブックコートフィルムは通販サイトで手軽に購入できます。
きれいにコーティングできる貼り方を掲載しているサイトもあり、自宅で簡単に絵本の補修や保護が可能です。
ぜひ、これらの商品を活用して、お子さんの大好きな絵本を長持ちさせましょう!